2009年1月9日金曜日
2009年1月8日木曜日
ハンダンゲル・ヴァイオリン
私はおそらく行けないと思うのですが、ノルウェーの民族楽器、ハンダンゲル・ヴァイオリンによるコンサートがあるようです。場所は富山県立近代美術館です。
ハルダンゲル・ヴァイオリンコンサート
山瀬理桜 (ハンダンゲル・ヴァイオリン)2009年1月21日(水曜)午後2時から 富山県立近代美術館ロビー
→山瀬理桜さんのサイト
参考サイト:富山県立近代美術館、企画展紹介のページ
2009年1月1日木曜日
今年もどうぞ、よろしくお願いいたします
しばらく更新せず、大変申し訳ございません。前回の投稿から、OEK定期、金沢歌劇座『ラ・ボエーム』、桐朋アカデミー・オーケストラなど、たくさんの公演におじゃまさせていただいておりますが、なかなかこちらに投稿する暇ができておりません。
ところで、今年の年越しは、石川県立音楽堂で迎えました。OEKの「カウントダウン・コンサート」です。楽団員の方々も、お聴きになった、たくさんの方々も、長丁場の演奏会でしたが、おかげさまで、とてもよい新年を迎えることができました。ありがとうございます。
ところで、今年の年越しは、石川県立音楽堂で迎えました。OEKの「カウントダウン・コンサート」です。楽団員の方々も、お聴きになった、たくさんの方々も、長丁場の演奏会でしたが、おかげさまで、とてもよい新年を迎えることができました。ありがとうございます。
2008年11月17日月曜日
2008年11月16日日曜日
OEK第250回定期公演
2008年10月31日金曜日
お能を観たのは15年ぶりだろうか。以前観たのは国立劇場だったか、はたまた能楽堂だったか。今時の能の上演は字幕も付くのかというのは一つの驚き。しかし、私のように、お能の文句がすらすら出てこない無教養人にはありがたい。演目自体も面を付けず (舞囃子という上演形態なのだそうだ) 、とても短いものだった。おめでたい、儀式的内容だったのかもしれない。
舞台転換のための休憩後、「十字軍の音楽」というコーナーがあった。王の舞曲、王のエスタンピー (3曲) で、出典の詳細は不明。編成的には、オーボエ+打楽器、ヴァイオリン+手回しオルガン (ポジティーフ? ドローン音1つだけ) 、チェロ+コントラバス+打楽器、トランペット2本+ヴィオラ+打楽器で、最後の曲は途中から全員でのアンサンブルになった。オルガン奏者だけ中世を意識した衣装、他の方は私服で演奏されていたようだ。
ヴィヴァルディのファゴット協奏曲では照明が赤くなったりしてムードが出されてたり、小鳥のさえずりがスピーカーから聴こえてきたりの演出。井上氏が言うように「このくらいの冒険があっていい」ってことなのかもしれないけど。演奏はモダン解釈。無難に楽しくという印象。
狂言は、ぱっとみて本当に楽しい。笑い方も独特。今回は次の演目につながるようなセリフが加わっていたり、字幕に「何をやっているのかな?音楽DO」という、井上氏のキャッチコピーも出ていた。
新作は、基本的に能の『井筒』を壊さないようにし、うっすらとオーケストラをかぶせて行くという印象。より具体的には、西洋風の和声という訳にはいかないだろうから、篳篥からちょっと逸脱したような不協和音や篠笛が吹きそうな民謡風の旋律がうっすらと加えられたということなのだろうか。また、派手なクレッシェンドをさせる事でドラマ的な分かりやすさがガイド役を担うといった機能をオーケストラが果たしているという一面もあり、能管のみによる継続的な音の要素を、減衰のないオーケストラの音が、もっと主体的に関わるようにするということもあろう。また能本体が終わり、囃子方・地謡、シテ・ワキ・後見らが退場する時も、物語の余韻を奏でるものとして、オーケストラが後奏を担当していた。客席にはこの時点で拍手をする人がいたが、彼らはいつも能を観ている人だったのかもしれない。もっとも僕が能を観た時は、誰も拍手をしている人がいなかったが、東京以外では、能の演目の終了時に拍手をするのかな?
もともと徹底的に刈り込み洗練させた、抽象化・最小限主義的な要素が能にはあるだろうから、そこに何かを足すということに難しさはあるに違いない。作曲者はそういう伝統芸能を知り尊重しているようだったので、好感が持てたのだけれど、それでもやはり、伝統芸能と西洋のオーケストラの響きというのは、もともと遠いものにあるものだと、改めて感じてしまうのだった。
オーケストラ・アンサンブル金沢第250回定期公演
石川県立音楽堂コンサートホール、19:00ST
井上道義指揮オーケストラ・アンサンブル金沢
柳浦慎史 (ファゴット [ヴィヴァルディ])
金沢能楽会 (能楽)、野村祐丞 (狂言)
・舞囃子《高砂》
・作曲者不詳 十字軍の音楽〜王の舞曲 王のエスタンピ (3曲)
・ヴィヴァルディ ファゴット協奏曲変ロ長調「夜」RV.501,P.401 F.Vii-I
・狂言「見物左衛門」
・高橋裕 能とオーケストラのための《井筒》(委嘱作品,世界初演)
・ (アンコール) 素囃子《獅子》
お能を観たのは15年ぶりだろうか。以前観たのは国立劇場だったか、はたまた能楽堂だったか。今時の能の上演は字幕も付くのかというのは一つの驚き。しかし、私のように、お能の文句がすらすら出てこない無教養人にはありがたい。演目自体も面を付けず (舞囃子という上演形態なのだそうだ) 、とても短いものだった。おめでたい、儀式的内容だったのかもしれない。
舞台転換のための休憩後、「十字軍の音楽」というコーナーがあった。王の舞曲、王のエスタンピー (3曲) で、出典の詳細は不明。編成的には、オーボエ+打楽器、ヴァイオリン+手回しオルガン (ポジティーフ? ドローン音1つだけ) 、チェロ+コントラバス+打楽器、トランペット2本+ヴィオラ+打楽器で、最後の曲は途中から全員でのアンサンブルになった。オルガン奏者だけ中世を意識した衣装、他の方は私服で演奏されていたようだ。
ヴィヴァルディのファゴット協奏曲では照明が赤くなったりしてムードが出されてたり、小鳥のさえずりがスピーカーから聴こえてきたりの演出。井上氏が言うように「このくらいの冒険があっていい」ってことなのかもしれないけど。演奏はモダン解釈。無難に楽しくという印象。
狂言は、ぱっとみて本当に楽しい。笑い方も独特。今回は次の演目につながるようなセリフが加わっていたり、字幕に「何をやっているのかな?音楽DO」という、井上氏のキャッチコピーも出ていた。
新作は、基本的に能の『井筒』を壊さないようにし、うっすらとオーケストラをかぶせて行くという印象。より具体的には、西洋風の和声という訳にはいかないだろうから、篳篥からちょっと逸脱したような不協和音や篠笛が吹きそうな民謡風の旋律がうっすらと加えられたということなのだろうか。また、派手なクレッシェンドをさせる事でドラマ的な分かりやすさがガイド役を担うといった機能をオーケストラが果たしているという一面もあり、能管のみによる継続的な音の要素を、減衰のないオーケストラの音が、もっと主体的に関わるようにするということもあろう。また能本体が終わり、囃子方・地謡、シテ・ワキ・後見らが退場する時も、物語の余韻を奏でるものとして、オーケストラが後奏を担当していた。客席にはこの時点で拍手をする人がいたが、彼らはいつも能を観ている人だったのかもしれない。もっとも僕が能を観た時は、誰も拍手をしている人がいなかったが、東京以外では、能の演目の終了時に拍手をするのかな?
もともと徹底的に刈り込み洗練させた、抽象化・最小限主義的な要素が能にはあるだろうから、そこに何かを足すということに難しさはあるに違いない。作曲者はそういう伝統芸能を知り尊重しているようだったので、好感が持てたのだけれど、それでもやはり、伝統芸能と西洋のオーケストラの響きというのは、もともと遠いものにあるものだと、改めて感じてしまうのだった。
2008年10月23日木曜日
2008年9月14日日曜日
OEK第246回定期公演
オーケストラ・アンサンブル金沢第246回定期公演
岩城宏之メモリアル・コンサート
2008年9月10日、石川県立音楽堂、19:00ST
井上道義指揮オーケストラ・アンサンブル金沢
木村かをり (ピアノ)、薮内俊弥 (ナレーション) (三枝作品)
荒井結子(チェロ) (ハイドン)
・三枝成彰 ピアノ協奏曲《イカの哲学》 (OEK委嘱作品、世界初演)
・ハイドン チェロ協奏曲第2番ニ長調Hob.VII-2
・ベートーヴェン 交響曲第1番ハ長調作品21
三枝成彰氏の《イカの哲学》は、おそらく急緩急の三部形式といえるのでしょう。ナレーションはストレートに行なわれるときもあるし、シラブルごとに分け、進行する音楽とシンクロさせられる箇所もありました。普通のアナウンサーがナレーションを担当するのは、かなり難しいのではないでしょうか (薮内俊弥氏はバス歌手だそうです) 。オケが終始鳴りまくり、金管楽器が細かい音符を吹きまくる一方で、細かいニュアンスよりも、とにかくたくさんの音符を大きく、ただし正確なリズムで鳴らすという印象です。派手に厚い響きになっていて、埋もれているパートも多いのでしょうか。ピアニストは上下に動く運動が多かったです。中間部はノスタルジックにリリカルな部分でしたが、全体はやはり分厚い19世紀的和声+ジャズ+無調的スパイスとまとめられるのでしょうか???
演奏時間14分ということで、あのネタで面白さを保つにはちょうどいい長さなんだろうと思いました。あ、僕嫌いじゃないですよ、こういうの。演奏者のみなさん、お疲れさまでした。
ハイドンのチェロ協奏曲第2番を演奏した新井結子さんは、2年前にサン=サーンスの協奏曲第1番をやったときから比べると、ずっと堂々と自分の音楽をやっているという感じがして、一人の音楽家として、とても頼もしい存在に成長されたように思います。テクの問題を色々と言われる方がいるのかもしれませんが、僕はそういうものを乗り越えた音楽的な魅力を体感しました。高音域にスライドしていくような歌い上げが良かったですね。今後がますます期待できそうです。
休憩を挟んで、ベートーヴェンの第1交響曲。基本的にメリハリの効いた解釈が好きなので、井上氏のベートーヴェンは割とすんなり入っていけました。私にとってOEKは、モーツァルトやべートーヴェンを積極的に聴きたいと思う、数少ないオーケストラの一つです。
なおアンコールにNHKの大河ドラマ『篤姫』のテーマ音楽 (吉俣良作曲) が演奏されました。OEKの編成ではバランスを取るのが難しいんじゃないかと思うのですが、不自然な感じはしなかったです。番組冒頭で流れているフル・オケ版も井上氏が指揮しているらしいので、それも含めて、うまくアレンジ/リハーサルされたのだろうと察します。
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